起業ヒストリーをブログにするぞと粋がってブログを書き始めたものの、4つの記事を書いて後は音信普通。丸2年間ほったらかしにしていました。
興味を持って投稿した記事を読んでくださった皆様にもすっかり忘れ去られていると思います。
さて、その沈黙の2年間、ビジネスに打ち込んだ成果はどうだったでしょうか?
現在、月売上が250万前後、利益も昨年末80万を超えました。現在3名のアルバイトさんにもサポート頂いています。
この程度の数字は、特別では無い
この数字をどう評価すれば良いでしょうか?正直、同業者の方と接する機会もあまりないですし、同じように個人輸出に取り組んでおられる方のブログを見ると、もっと早いペースで稼いでらっしゃる方も目にします。そんなに稼げているのは凄いですねと言われる事もたまにありますが、正直分かりません。
自分自身起業した当初の目標は 『2年でこのビジネスで食べていく為の目途を付ける』 でした。どれくらい稼げるかなんてまったく想像出来ていなかったです。稼げないビジネスはやめてもう一度サラリーマンに戻らなくてはならないという状況だけは避けたかったです。まぁなんとか、そのレベルは達した感じですね。ただ、自分自身はまだまだ富士山の一合目だと思っていますし、やってみたい事は山盛りあるし、稼げる可能性もまだまだあると思っています。
皆さんは、この数字を見てどう思われますか?羨ましい?
このブログの読者の方の大半は、まだebayや個人輸出を経験おられず情報収集をされている方、もしくは初心者で稼ぎ方を知りたいと思ってここにたどり着かれたと思います。稼いでいない立場で、これだけ稼いだという話を聞くと、普通羨ましいとか凄いとか思いますよね。自分ならそうです。
富士山に登る前にあのてっぺんまで行くぞって、指差しながら言われても、ええっ!って。根性無しの自分には無理って思ってしまいます。でも、でも今この位置にたってみると、自分の歩んだ道が見えるのです。だから、その道を辿れば皆さんも少なくとも同じところまで来れると思いますし、私よりも先に行いける可能性も十分あります。
ビジネスをやって月数百万程度の売上、百万程度の利益は特別でもなんでも無いと今は思います。
本当に誇れるのは、成長し続けているという事
さて、数字の評価として一つ自慢できる事は、これだけ稼げるようになったという事では無いのです。自分としては、この数字が一定のペースで右肩上がりになっているという事です。
それが意味するところは、例えばなんらかの特別な需要があって、その波にのって大儲けしたとかではなく、コツコツと試行錯誤を重ね、上手くいくやり方を自分なりに生み出してきた結果なのです。
だからここまで培ってきたノウハウについては、自信があります。そして、それは必ず皆さんの役に立つものです。
自分は、ビジネスの立ち上げ当初から専門店を目指しました。今の世の中何でも屋は儲かりません。これは自信を持って言えます。だから多くのコンサルの方が指導するような、儲かる商材を教えます、売れている人の出品を真似しましょう、みたいなフォロワーの戦略では絶対に儲かりません。僕も最初輸出コンサルに入りました。コンサル料20数万円です。先生は本も出版されている第一人者と呼ばれる方でした。その方から先に書いたような手法を教わりましたが、僕は教えてもらった方法は実践しませんでした。その先生がある時、ebayではどんなに頑張っても30万くらいしか稼げないとおっしゃったのを覚えています。そのレベルはとっくにクリアしている事が、自分の考えの正しさを証明していると思っています。
では何に注力してきたかというと、専門店として品揃えで差別化し、いかにまとめ買いをしてもらうかで試行錯誤を重ね、シェアでNo1を取り、そして自分のマーケットに入ってくる参入者をどうやって潰しシェアを守るかという事に注力してきました。
だから、ここまで成長してこれたし、これからも成長できると思っています。
数字で表せないやりがい、楽しさ
自分は楽観的で、好奇心が旺盛で、学ぶ事が好きです。だから、今ビジネスをやりながら本を読んだりコンサルから知識を得、それを試行錯誤を重ねて自分自身のやり方を見つけていくという環境が本当に楽しくてしょうがないです。起業向きですねと思われるかもしれないですが、そうではないです。好奇心が旺盛な分、ひとつの事に集中できず何をやっても中途半端、単純作業は苦手なので、そういう類の仕事はミスが頻発し、顧客に迷惑をかける事も頻繁にあります。根性なしだし、怠け癖もある。
でも苦手な事は他の人に任せていけば良いと思っています。本当に自分が好きな事、得意な事にフォーカスしていけるのが起業家の良いところ。だから、サラリーマン生活よりははるかに楽しいです。
そして、専門店の店主であるという事は、その道のエキスパートです。2年も同じ商品を扱い続けていると、ほっといてもエキスパートになります。そしてお客様はそういう存在を信頼し、そこに集まってくるのです。それは、今の世の中で自分の存在意義を確立する一つの有力な手段だと思います。
では、次回からその2年間どういう道を辿って今のポジションに至ったかを、体験談としてシェアしていきたいと思いますので、楽しみに待っていてください。